「これでわかった!世界のいま」

国際部の山田です。 今回のブログは 水上さん・椛島さんの両先輩と書かせて頂きました!
私たち3人で総合テレビで日曜日18時05分から放送している『これでわかった!世界のいま』(以下『せかいま』)という番組を担当したので、
そのことについてお話させていただきます(´∇`)
私はまだ2回目ということで慣れていないことわからないこともあるので、先輩方に『せかいま』のアレコレを聞いていこうと思います!
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 みなさんお疲れ様です。国際部の水上です。18年目です。
『せかいま』は、最近気になるニュースを番組キャスターと担当の先生が斬新な手法を使い、普段のニュースでは伝えきれない難しい話をかみ砕いてわかりやすく解説していく番組です。
新年度の目玉は「バーチャル」スタジオ演出だそうです。今後の放送を期待してください(笑)
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レギュラーで坂下千里子さん、ゲストは毎週かわります。
自分としてはゲストに深田恭子さん、北川景子さん、長澤まさみさんに出てほしい。
ただ、会いたいだけなんですがね・・・
肝心の映像編集ですが、加工に頼らずカメラマンが撮ってきた素材(カット)をどう見せられるか、
基本を大事に小手先だけの編集マンにならないように初心にかえって編集とはなんなのかもう一度考えながら取り組んでます。
若い人たちにもそれを伝えていきたいです。
今回は「日中友好の桜」というリポートを制作しました。ざっくり内容を言うと、一人の日本人の樹木医が、試行錯誤し、
いろんな問題を乗り越え世界三大桜園を中国の人たちと作り上げようという話です。
作り上げた庭園は確かにものすごく綺麗で、感動しました。場所は中国の武漢にある「東湖桜花園」ここは春に行ってみる価値はあると思います。

 イデア国際部に入って8年目椛島(カバシマ)です。
『せかいま』では主にですが 「リポート」 「アバン」の制作します。
「リポート」はさきほど水上先輩が語っていましたが、世界中のNHK総支局の記者が現地取材したネタを数分の映像にするものですが『せかいま』でなくても『おはよう日本』などで制作する機会はあります。
ただ、製作日数に関しては『せかいま』の方が日程的に余裕がある場合が多いです。
編集した後はしっかりとMAルームで整音やプロの声優さんに吹き替えをしてもえるのも嬉しいです。
内容次第で難しいときもありますが、それをどう上手いことまとめあげられるかというのは編集マンの腕の見せ所です。
「アバン」とはフランス語で“〜の前に”という意味が成すとおりで、番組やコーナーの冒頭に流す映像のことです。
『せかいま』では番組冒頭やスタジオ解説の直前などで「アバン」が流れます。
1分半前後の短い映像ですが役割はとても重要。この映像でどれだけ視聴者を惹きつけられるか大きく影響するからです。
とはいえ人の気持ちをつかむ映像作りは簡単なことではないです。
自由度が高いだけに、編集技術云々よりアイデアや想像力が大事な要素かもしれませんね。
頭が固い自分にとっては結構大変ではありますが。やってみると楽しいですよ。

 山田です。そのアバンの苦労話を書かせて頂きます。
椛島先輩も書いていましたが、アバンってほんとに難しいです。1分ほどの短い映像ですが、5日間まるまる使っての制作でした。
2週連続でアバンを担当したのですが、どちらも時間をかけてじっくりと作り込むことができました。
カットをいつもよりも短くテンポよくつなぐのを心がけたり、テロップも加工したり、BGMや効果音を乗せたり。
2週目はキング牧師についての内容だったのですがキング牧師の代名詞とも言える「I Have a Dream」のスピーチをどう使えば一番効果的か考えました。
具体的に言うと初めに持ってくるかラストに持ってくるかです。結局ラストに持ってきましたが、もし冒頭にスピーチの肉声を使っていたらまた全く別の印象のアバンになっていたと思います。
どちらの週でも時間いっぱいぎりぎりまで悩みながらやり、スケジュールや時間配分など普段のニュースとは全く違うのでとても良い経験になりました。

毎週みんなで頑張ってます『これで分かった!世界のいま』ぜひ見てみてくださいね!
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以上水上・椛島・山田がお送り致しました!