ぐるり。一年目の振り返り

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こんにちは。

今年の4月に入社しました山本哲也です。
現在は、国際ニュースの部署にて、日々ニュース番組の映像編集として働いています。

入社して8ヶ月ほどになりますが、思い返してみると、あっという間だなというのが感想です。
研修期間に初めて編集機を触らせてもらった時の映像をつなげていくワクワクと、
これから仕事として編集に携わっていくことに対するドキドキを今でも昨日の事のように思い返すことができます。

研修を終え、編集に携わっていくようになり、今は毎朝出勤中に電車で「今日はどんな新しいニュースが入ったかな」と確認するのが日課になっています。
出勤をしたらすぐに編集を開始というわけではありません。

まずは素材映像の確認です。
いつ、どこで、誰が、どんなことをしているかをしっかりと確認することで誤った映像を発信しないようにします。

ディレクターさんと原稿を照らし合わせながら、どのような映像が良いのかを相談し合います。ここで映像の骨組みが見えてきます。
相談した構成をもとに映像素材をどう見せていくか、どういう音を聞かせるかを考えていきながら、つないできます。
素材を切り抜くタイミングや、つなぐ順番によって見え方は変わってくるので、ここは色々なやり方を試していきます。

放送時間という締め切りがギリギリまで迫ってくるなかで、直前まで何度も調整を重ねます。
プレッシャーを感じますが、それでもなんとか完成させ、自分のつないだ映像が流すことができた時はすごく嬉しいです。

映像編集者としてどのように見せていくか色々と考えさせられる一方、
ニュースを一つ一つ作っていく中で多くの人と密接にコミュニケーションをとっていくことがとても大切だと痛感する毎日です。

また、今年は争いの絶えない年だったと思いました。
入社した頃は、ウクライナでの戦闘が毎日報道されていました。
ウクライナ内の被害が広がっていく一方で、
ロシアでも民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が武装反乱を起こすなど、予想外の連続でした。

さらに、10月以降はイスラエル・パレスチナ情勢も毎日取り上げられるようになりました。
夜中のガザ地区が空爆されている様子がライブ映像で流れてきたときは、本当にこんなことが今世界で起こってるのかと目を疑いました。

こういった危険な地域から届く映像は、戦っている映像か、悲しみに暮れる人々の映像が殆どです。
それに心を痛めることも多々ありますが、だからこそきちんと編集して放送に出さないと、という気持ちも湧いてきます。
まだまだ未熟な自分ではありますが、これからも仕事を通して一人前の編集者になりたいなと思ってます。
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ps.普段ブログというものを書くことがなく、折角なのでこの場をお借りして普段私が仕事で使ってるアイテム紹介をば。
①ミドリ MDノート 無罫
今日のニュースや、編集に関するメモ、反省など色々まとめて書いてます。シンプルなデザインかつ紙質が凄く良いということで、愛用しています。
②ぺんてるのボールペン(エナージェル)
さらさらっとメモを書く時に使用します。
違和感を感じさせないグリップ、ちょうど良い長さのボディー、擦れず滲まないインクと、いいことずくめのボールペンで、ストレスフリーに使えます。
また、上記のMDノートとも相性抜群で何年もこの組み合わせで生活してます。
③クリップボード
原稿やキャプション(素材映像の内容が細かく書かれている)など、
整理整頓が苦手なので使うまでは机の上がいつも紙で溢れかえっていたのですが、クリップボードを使い始めてから、かなりスッキリしました。

7つ道具ならぬ3つ道具ではありますが、普段から愛用しているアイテム紹介でした。他にもおすすめのアイテムがありましたら、是非教えてください!

ではまたお会いしましょう!

山本哲也